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その後のドル円為替相場2(2006年5月まで)


こちらの記事は、その後のドル円為替相場(2006年5月まで)の続きです。まずはこちらから先に読んでください。

2006年4月と5月の大幅なアメリカドルの下落要因も見て行きましょう。まずはアメリカドルの利上げ打ち止め観測の情報が流れたためです。アメリカドルの利上げは6月で終わりになるだろうという説です。さらに実際にバーナンキFRB議長がアメリカが継続的に行っていた利上げを打ちどめるニュアンスの発言をしています。にこの結果、大きくドル売り円買いとなりました。

また、4月21日のワシントンG7での不均衡是正のための特別声明で「新興アジア諸国、とりわけ中国では為替相場の一段の柔軟化」が叫ばれました。G7はこの声明で直接的に中国に通貨切り上げを迫ることとなりました。中国の通貨である人民元が切り上げられれば同じアジアの国である日本の円もなぜか上昇します。

人民元を高くするためにできるだけ早く為替レートを変動相場制することを要望したワシントンG7により日本の円が上昇しています。

他にもアメリカドルがこの時期に下落する原因があります。それはアメリカ経済の悪化です。徐々にですが好景気だったアメリカ経済に影を落とすような経済指標が見られるようになりました。たとえば、2006年5月5日に発表された非農業部門雇用者数では事前予想が20万人以上と為替アナリストは予測していました。しかし結果的には、10.3万人という大幅な悪化でした。

今までアメリカは高金利だから、という理由だけで投資してきた人にとっては、アメリカ経済の本質的な部分はほとんど無視されてきました。実際に過去の為替相場の流れを見ると、アメリカと日本の為替相場は、アメリカの高金利が日本の低金利よりいい、という理由だけでドルが買われ、円が売られてきました。

ですがここにきて、アメリカドルの利上げが中止され、さらにアメリカ経済の本質でもある貿易赤字や経済の悪化が予測される経済指標にも目を向ける為替アナリスト、為替取引をしている投資家たちが増えてきました。

2005年12月から2006年5月までのドル円の為替相場は利上げが停止され、経済の悪化が予測されるアメリカドルに対して景気が緩やかに回復している日本の円が買われる流れとなっています。

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